スティック型ICレコーダー VP-15の購入目的
私がVP-15を購入した主な目的は運転中のメモ録音のためです。
最近こまめにメモをとるようにしているんですが、運転中にメモしておきたいことを思いつくことが多くて困ってました。メモしたい時にすぐに停車できるわけでもなく、停車できたときには内容はすでに忘却の彼方…ということもチラホラ。
人間ってパッと思いついたことはすぐに忘れてしまうんですね…。
今はただメモ録音するだけならスマホで簡単にできますが、運転中はどうやっても『ながら運転』になってしまいます。
『運転中のメモ録音』の時点で厳密には『ながら』になってしまうため、3つの条件に合うICレコーダーを探しました。
[st-mybox title=”ICレコーダーに求める条件” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- 前方から目を離さずに録音操作ができる
- コンパクトでかさばらない
- そこそこの音質
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前方から目を話さず録音できる
電話のハンズフリーよりも簡単に録音のオンオフができる機種であること。
コンパクトでかさばらない
ポケットに入れられて持ち運びやすいもの。重いのも[st-x]
そこそこの音質
音質もある程度は欲しかったため。
VP-15を使っている今から振り返ると、メモ録音用途なら特に気にする必要はありませんでした。会話や会議、セミナー等の録音をするならリニアPCMで録音できたほうがいいでしょう。
VP-15が条件にぴったりだったので購入
全長は13cmちょっと。太さは直径1.7cmでボールペンより1~2まわり太いくらいです。
重さは電池込みで37.5gで非常に軽いです。
次項でVP-15を使ってわかったメリットとデメリットを解説します。
VP-15のメリット
録音のオンオフが簡単!
録音はトップについてるスライドスイッチを上にズラすだけ。停止もスライドスイッチを戻すだけの超簡単仕様。
スライドスイッチの後ろ側にジャケットの裏ポケットなどに止められるクリップが付いているから、ポケットに入れたままでも簡単です。。
ICレコーダーの電源が切れていても大丈夫で、スライドスイッチをオンにすると同時に電源が入って2,3秒で録音が開始されます。
スイッチの位置を探る必要もないので、運転中でも簡単にオンにしてメモ録音できます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#01DF01″ bordercolor=”#01DF01″ bgcolor=”#E0F8E0″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]VP-15には録音待機からすぐに録音できるソク録モードという機能がついていますが、機能をオフにしていても上記のように録音可能です。2,3秒を待てるか待てないかの機能ですね[/st-mybox]
クリップのおかげでポケットに入れたままでも録音できる
クリップとマイクの配置が秀逸で、VP-15をポケットに入れてもクリップで引っ掛けることでマイクを外に出しておくことができます。
マイクが出ているおかげで、上着、ズボンどちらのポケットに入れたままでも録音可能で声もしっかり拾えます。
クリップの強さ
固くもなく弱くもない強さです。私の使用では外れそうな状況は起きていません。
上着に入れて激しい動きをしたり、ポケットが下向きなるほどの前かがみにならない限りは問題ないでしょう。
フィルター機能がしっかりしている
前項でポケットに入れたままで録音できると言いましたが、それはノイズフィルター機能がしっかりしているからです。
こすれ音フィルター
ポケットの中でのVP-15と服がこすれた時の音を小さくできます。
ローカットフィルター
録音環境によって生じる空調やファン等の音、屋外の風の音をカットします。
2種類のフィルターは『両方』、『片方ずつ』、『使用しない』と用途、使用状況によって使い分けられます。
VP-15のデメリット
充電が専用の充電池でしかできない
VP-15は単4の電池1本で動作します。単4充電池が1本付属しているのですが、PCにつないでの充電は付属の充電池でしかできません。
と言うか他社の充電池での充電は保証外になっています。
ただ、この辺りは発想を変えて、電池切れのときは市販の乾電池で代用できると前向きに考えています。
USB充電が面倒
USB端子に挿しただけでは充電できません。
普通、USB充電と言えばUSB端子に挿すと勝手に充電が始まるものと考えますよね。
私もそのとおりで、最初USBに挿してそのままに充電が終わるのを待っていましたが、全く充電されていませんでした。
???
確認したらUSB端子に接続した直後、画面に『充電開始』と出ている間に本体のOKボタンを押さないと充電されない仕様でした。
設定変更の操作が面倒くさい
操作が複雑ということではなく単純に面倒くさいだけです(汗)。
画面上に実質1行しか表示できないので順送りで各操作をしなけばなりません。
とはいえ、操作自体はシンプルなので設定項目を把握していれば説明書なくてもだいたい操作できます。
形から明らかなVP-15の使いみち
メインの用途は最初に書いたとおりメモ録音ですが、それだけだったらもう少し安い機種で十分でした。
スティックタイプのVP-15の購入を決めた理由がもう一つ。それはもしものトラブルにあってしまった時の録音用です。
多分VP-15みたいなスティックタイプのICレコーダーを買う人の用途のほとんどは証拠録音用じゃないでしょうか。
設定で操作音をオフにできるので、ポケットに入れたまま相手に気づかれずに録音することが可能です。そうそうあることではないですが、言った言わないのトラブルも0ではないので、何かのときには録音しておくのがベター。
ビジネスマンも商談の場とか、ブラックな上司とのやり取りとか、身を守るためにやり取りを録音したほうがいい場面が多いでしょうね。
こすれ音フィルターは服やポケットに入れた状態での録音で必須
こすれ音フィルターがオフだと、音として感じないレベルのこすれも音として拾ってしまいます。
肝心の音声が聞こえないということもあり得るので、あらかじめ『こすれ音フィルター』の設定をオンにしておきましょう。
まとめ
良い買い物でした。
クリップや録音スイッチの形状のおかげで、クリップでポケットに止めていなくても触った感触でスイッチがわかって、すぐに録音できます。運転中でも前方から目をそらさずに操作できるので、メモ録音が簡単にできて良いですね。
いまのところ『もしも』用途のトラブルはないですが、持ってると助かりそうなICレコーダーです。
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OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VP-15 ブラック VP-15 BLK
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