やくひです。
キーボードを買い替えました!
東プレの高級キーボードREALFORCE SA 、(R2SA-JP3-BK) を購入したのでレビューします。
僕自身これまでREALFORCE108UB-A(XE31L0)を3年ほど使用してきたんですが、地震でキーボードが水をかぶった上に、物が落ちてきてしまい、いくつかのキーが不調になってしまいました。
そこで替わりのキーボードを探していたところ、REALFORCE(リアルフォース)から16年ぶりに新製品の第2世代モデルR2シリーズが出てました。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] REALFORCE使うとほかのキーボードが考えられなくなるって本当でした ね[/chat]
R2シリーズは20,000円~30,000円くらいするので悩んだんですが、意を決して新しいREALFORCEを購入しました。
それがREALFORCE SA (R2SA-JP3-BK) です。
よりによって全部乗せの一番高いやつにしてしまいました(汗)。
ということで、REALFORCE108UB-AからREALFORCE SAへ乗り換えた感想レビューをしていきます。
REALFORCE SAとは
第2世代のREALFORCEであるR2シリーズには4つ機種があります。
R2シリーズ | タイプ | キー荷重 | 色 |
REALFORCE | 標準 | 45g / 変荷重 | 黒/アイボリー |
REALFORCE S | 静音 | 45g / 変荷重 | |
REALFORCE A | APC機能 | 45g / 変荷重 | |
REALFORCE SA | 静音+APC機能 | 30g |
REALFORCE SAはR2に静音キー(S)とAPC機能(A)の全部乗せたものになります。
キー荷重がall30gなのもR2シリーズでは現在のところREALFORCE SAのみです。
上の表以外に各タイプのテンキーレスキーボードも発売されています。
REALFORCE 108とREALFORCE SAの仕様比較
商品名 | REALFORCE 108UB-A | REALFORCE SA |
型番 | XE31L0 | R2SA-JP3-BK |
キーボードタイプ | 静電容量無接点方式 | |
キー配列 | 日本語配列 | |
キー刻印 | レーザー印刷 | 昇華印刷 |
刻印の色 | 金 | 黒 |
スイッチ寿命 | 3,000万回以上 | 5,000万回以上 |
キー荷重 | ALL 30g | |
キーストローク | 4mm | |
静音キー | × | ○ |
APC機能 | × | ○ |
重量 | 1.4kg | |
サイズ | 455.0 x 168.5 x 39.6mm | 455mm x 142mm x 30mm |
ケーブル長 | 1.6m | |
Nキーロールオーバー | ? | フルNキーロールオーバー |
インターフェース | USB | |
色 | 黒 | 黒 |
サイズは若干SAのほうがコンパクトになってるんですが重量は変わってませんでした。
キー刻印
XE01L0ではレーザー印刷でしたが、R2SA-JP3-BKでは黒色の昇華印刷になっています。
また、日本語キーボードではおなじみの「かな文字」がありません。
「かな文字」がないと…という方は色の選択肢がアイボリー(R2SA-JP3-IV)のみになってしまいます。
黒色の印字について
黒いキーボードに黒い印字のため読みにくいです。
メインとなるアルファベットや数字キーは問題ないですが、端っこのPrintScreenやPauseなどは明るい部屋でも視認が難しいレベルです。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] ほとんど使わないキーだから支障はないですけどね [/chat]
見えにくいからタッチタイピング(ブラインドタッチ)できないと厳しいと言われている方もいますが、そこまでの見えにくさではないと思いますよ。
商品画像よりは肉眼で見る実機の刻印は見やすいです。
昇華印刷とレーザー印刷の感触の違い
REALFORCE R2シリーズでは黒色の標準タイプと、(R2-JP4-BK)静音タイプ(R2S-JP4-BK)のキー刻印がレーザー印刷になっています。
所持しているXE01L0がレーザー印刷なので昇華印刷と比較してみました。
レーザー印刷の刻印については「ザラついた触感」と言われますが、そこまで気になるレベルではないと思います。
たしかに、触り比べるとレーザー印刷は刻印部分がキーの他の部分と触感が異なり少しザラついた感触があります。
対して、昇華印刷のキーは刻印部分も触り心地は変わりません。
じゃあやっぱりレーザー印刷のほうがイマイチなのかというと…
そこまで気になる人いるの?
というのが正直な感想です。
ザラつくと言っても刻印部分を意識して指先こすると感じるくらいで、普通にタイピングしているとそんなことはまったく気になりません。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] タイピング中はキーを叩くけど擦ったりしないしね [/chat]
よほど指先が敏感でもない限り触り心地気にしないでいいと思いますよ。
レーザー印刷の刻印は消えるか
レーザー印刷は消えにくいのがウリなようですね。
3年ほど使ったXE01L0は「k」の刻印が薄くなっていました。
あと2年、合わせて5年くらいで使用頻度の高いキーの刻印は消えるかな?という感じですね。
REALFORCE SAのパッケージ、外観など
以前の機種は業務用っぽい簡素なパッケージでしたが、R2シリーズは今風なパッケージになってました。
[box06 title=”付属品”]
- キースペーサー2枚
- キートッププラー
- 紫色キートップ(W,A,S,D)
- キートップ(Ctrl、CapsLock)
- 保証書
[/box06]
キースペーサーを付ける場合はキートップを外さないといけないのでキートッププラー(引抜器)が付属しています。
キートッププラーの使い方はこちらの記事で解説していますので良かったら参考にしてください。
>>【失敗例あり】引き抜き工具を使ったキートップの簡単な外し方
REALFORCE新旧の見た目の違い
旧型のREALFORCE 108UB-Aが丸みを帯びた角なのに対し、新型REALFORCE R2シリーズは角ばっいてシャープな形状になっています。
R2シリーズでは[F1]-[F12]キーの上のスペースが省略されたため、奥行きが若干コンパクトになりました。
スペースキーが大きくなった
XE01L0を買ったときはスペースキーの小ささに驚いたものですが、慣れとは怖いものというか、使ってみたら不便なく使えたので、小さくてええやんとなっていました。
そしたらR2で他社キーボードみたく大きくなってしまった…。
REALFORCE、デスクに立つ
REALFORCE R2はシャープで角ばったデザインになりました。
奥の部分が平らな形状になっているためケーブルを横から出すことで立てることができます。
立てて横から見るとこんな感じ。
ただ、立てられると言っても安定してるわけではなく、上の画像だと左側に重心が寄っているので、机が揺れたりすると簡単に倒れます。
ディスプレイに寄せる感じで立てるとデスクが広く取れるのでべんりです。
この立て方だと、バランスを崩してもディスプレイの下フレームが支えになって倒れにくいのでオススメ。
REALFORCE SAの使用感
キー荷重
REALFORCE SAはR2シリーズ唯一のキー荷重all30gのキーボードです。
これまで使っていたXE31L0がキー荷重all30gであり、all30gの魅力に取り憑かれているので、選択肢はSAしかありませんでした(汗)。
本題のキー荷重ですが、めちゃくちゃ軽いです。
同じall30gであるはずのXE31L0と比較しても一段軽く感じます。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 勘違いしてたのでは、とXE31L0の型番とカタログを何度か見直しました(笑) [/chat]
打鍵感
なんというか、「カスッ、カスッ」とした押し心地です。
静音キーであることがこの押し心地の要因でしょう。
キーの軽さも相まって反発力的な感じも薄いですね。
僕的には全く問題なく、むしろこれでOK!な感じですが、人によって結構な好き嫌いが出てきそうな感じはしました。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] REALFORCEの打鍵感を求める人はいないと思うけど、それでも人を選びそうな感じ [/chat]
静音性
通常のREALFORCEと比べて30%の静音化を実現とのことですが、ハッキリ実感するレベルで打鍵音が静かになっています。
前のREALFORCEもそれなりに静かな打鍵音だと思ってましたが、段違いに静かなタイピングが可能になっています。
自分みたいに長時間のタイピングを静かに行いたい人にはサイコーですよ!
疲れにくさ
言うまでもなく疲れません。
前のXE31L0を使っていたときも、目や肩は疲れても指が疲れることはありませんでした。
REALFORCE SAは体感でXE31L0よりも打鍵が軽いので言わずもがなです。
上でも書いたように打鍵感自体は人を選ぶ感じがしますが、疲れにくさでは文句なしの逸品です。
ちなみに、購入前にはヨドバシに出向いて売り場にあったキーボードを一通り試してみました。
SAから順に触っていると、はじめは「そこまででもない?」と感じたんですが、一周してSAに戻ってキーを打ってみるとやはり圧倒的に違うことが実感できました。
一番大きく感じたのは、パッと短時間触った感じは他のキーボードと大差なくても、長時間使えば使うほど疲労感や手の負担に圧倒的な差が出てくるだろうということ。
それだけ、手にかかる負担が少なくすみます。
APC機能
出典:東プレREALFORCE公式
(http://www.realforce.co.jp/index.html)
REALFORCE SとSAに搭載されている機能です。
タイピングに慣れていても、誤入力で「す」を「うs」などと打ってしまうことがありませんか?
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] しょっちゅうやります [/chat]
APC機能を使って誤入力しやすいキーのオン位置を変更することで、誤入力しにくくできます。(誤入力しなくなるとは言ってない)
APCはアプリで設定
APCの設定にはREALFORCE Softwareという専用アプリが必要です。
REALFORCE SAにはアプリが付属していないため(Why!?)、公式サイトからアプリをダウンロードしてインストールしないといけません。
>>REALFORCE Softwareのダウンロードページ
APCの設定例
僕が現在使ってる設定がこちら。
購入時は全キーが青色の1.5mmになっています。
誤入力しやすかったり、オン位置が高いと使いにくいと感じたキーにAPCを設定しました。
本記事を書いてる最中も誤入力していますが、全機種のときと比べると少なくなっています。
あとは使いながら随時変更していく感じですね。
まとめ
REALFORCE SAのレビューでした。
3万円近い高い買い物だったわけですが後悔はありません。
タイピングがいっそう静かになったおかげで集中時の作業が捗りそうです。
静音やタイピングの速さ、疲れにくさを求める方には是非とも使ってもらいたいキーボードですね。
ライターやブロガーなどタイプ量が多いのにキーボードにこだわってない方は特に試してみてほしい。
REALFORCE未ユーザーからすると価格が一番のネックだとは思いますが、それだけの価値はありますよ。
テンキーいらないよって方はテンキーレスも出ています
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