とうとう本格的な痛風になってしまいました。
前々から前兆があったものを、だましだまし放置していたツケが回っていたってところでしょうか。
今回の発作の痛みはこれまでと比較になりません。
痛み止めも飲んでますが、いくらか痛みを緩和する程度でしか効いてくれません。
昨夜は痛みでほとんど眠れませんでした…。
この記事はそんな痛みが若干…ほんとに若干マシになった状態で書いてます。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 痛いです。マジで痛いです。どうしようもなく痛いです。 [/chat]
去年のタナ障害のほうがまだ少しマシに思えますね。
比較するならタナ障害は瞬間的な超激痛、痛風は継続的な激痛です。
高い尿酸値を放置&治療を先延ばしした結果
本記事執筆現在2018年6月上旬。
上の画像は3ヶ月前の検査結果です。
尿酸値は9.8。
一年前は8.3だったのに…。
めちゃくちゃ高くなってました。
今更ながら尿酸値の高さと痛風の発症率を調べてみましたよ。
1 痛風関節炎の発症リスク
米国では,1987年にCampionら1)が2,046人の健常男性を対象に14.9年間の前向きコホート研究を行っている。その結果,血清尿酸値の前値が6.0mg/dL未満では,痛風関節炎の5年間累積発症率は0.5%,6.0〜6.9mg/dLで0.6%,7.0〜7.9mg/dLで2.0%,8.0〜8.9mg/dLで4.1%,9.0〜9.9mg/dLで19.8%,10.0mg/dL以上では30.5%であった(図1)。台湾では2000年にLinらが223人の無症候性高尿酸血症男性を対象に5年間の前向きコホート研究を行っている。その結果,血清尿酸値の前値が7.0〜7.9mg/dLでは痛風関節炎の5年間累積発症率は10.8%,8.0〜8.9mg/dLで27.7%,9.0mg/dL以上では61.1%であった(図2)出典:公益財団法人日本医療機能評価機構Mindsガイドラインライブラリ
(https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0052/G0000210/0011)
尿酸値が9.0を超えると痛風の発症率って爆上げするんですね…。
もっと早く調べて尿酸値を下げる努力しとけばよかった(いまさら)。
実のところ尿酸値自体は10年以上前から7.5越えてたんです。
でもなんともなかったんで、ずっと放置してました。
実を言うと、弱い痛みは2017年からあったんです。
そのときに一度病院で診察してもらってたんですが、発作自体弱かったのと自分も忙しかったので、痛み止めだけもらって先延ばしにしてました。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] このときの尿酸値が8.3 [/chat]
上の検査結果のときもそう。
「病院で診てもらったほうがいいかな?」くらいの痛みだったんですけど、もらった薬1回飲んだらマシになったので、またも先延ばしに。
そうして3ヶ月が経とうとした一昨日の夕方、再び痛みが強まってきて昨日になっても引きません。
「そろそろちゃんと治療しないとヤバいかな?」
と思って病院で診察してもらい、痛み止めと尿酸値を下げる薬を処方してもらったところでした。
これまでなら痛くなったら飲む頓服の痛み止めを1錠飲めば十分だったのが全然効かない。
夜中に我慢しきれずに2錠飲んで若干痛みも和らぎましたけど、ちょっと寝ては痛みで目が覚めるのを繰り返しました。
薬の説明には頓服1回1錠としか書いてませんでした。
我慢しきれず1錠増やして飲みましたが、朝になってから処方してもらった薬局に電話して1回の最大服用量、1日の最大服用量、服用の間隔を教えてもらいました。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 病院行ってちゃんと治療しようとした矢先にこれかあああ [/chat]
と思いましたけど、痛み止め飲んでこれだけ痛いってことは、昨日病院に行って薬もらってなかったらどれだけの痛みになってたんでしょうね…。
痛風発作で痛い時の患部への対処法
今回痛風発作の激痛の中、僕がネットで調べてやった家で可能な対処法とその感想です。
昼間ならまず最初に病院に行きましょう。
近所の内科でいいです。
足の親指の付け根が痛い場合はそれを告げるだけで察してくれます。
患部を冷やす
現在の僕の足です。
親指の付け根が炎症を起こして赤くなってるのが分かるでしょうか。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 痛風の炎症としてはまだマシなほう? [/chat]
炎症なので冷やすか温めるかだと冷やしたほうがいいようです。
冷凍庫に入れていた保冷剤を当ててみました。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 若干マシ? [/chat]
実感としては、「冷やさないよりは冷やしたほうがいいかな」くらいでした。
冷やすものは冷湿布などでもいいようです。
患部を心臓より高いところに上げる
「なぜ患部を心臓より高いところに上げるといいのか?」という「なぜ」の部分を説明しているところがほとんどありません。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 血行を悪くしたほうがいいのかな? [/chat]
いくつか書いてるところはあったんですけど、信頼性のあるサイトで説明してるところがないんですよね…。
なぜ患部を心臓より高いところに上げるのいいのかはイマイチわかりませんが、効果はありました。
患部を上げ方は下の通り。
[box03 title=”患部が足の場合”]
- 横のなるときは掛け布団や毛布をたたんで足を乗せる
- 座るときは行儀は悪いけど机やテーブルの上に足を乗せる
[/box03]
机やテーブルの上に足を乗せられるのは自室限定でしょうけど、寝て安静にしてられないときの対処法として、ちょっとは効果あります。
心臓の高さより上にはできなくても、ただ下にしているより痛みは和らぎました。
痛風発作中にやっちゃいけないこと
マッサージ
そっと触れるだけでも痛いですし、マッサージしても逆効果です。
触らず安静に。
飲酒
痛いから酒で痛みを紛らわしたい…
とかダメですよ。
禁酒しましょう。
アスピリンを服用しない
アスピリンは少量投与で血清尿酸値を軽度に上昇させ,大量投与で血清尿酸値を低下させる。痛風発作中に血清尿酸値を低下させると痛風発作の増悪や遷延化をきたすが,鎮痛作用をもつ量のアスピリンは血清尿酸値を低下させるので,痛風発作にアスピリンは避けるべきである。
出典:公益財団法人日本医療機能評価機構Mindsガイドラインライブラリ
(https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0052/G0000210/0022)
「痛すぎるから、とりあえず家にある痛み止めで…」
というときは成分にアスピリンが入っているものはNGです。
[box03 title=”アスピリンの入った市販薬”]
- バファリン
- ケロリン
- バイエルアスピリン
- ほか
[/box03]
これまで頭痛薬としてケロリンを常用してたので他のを探さなくてはいけません。
(追記)
アスピリンがだめということで探した頭痛薬。
対処法まとめ
痛風発作が突然起こったら患部を冷やしつつ心臓の高さより上にして、安静にしておきましょう。
痛いのは変わらないですが、痛みの強さは若干弱まります。
正直「会社が~」とか言ってられない痛みです。
動ける程度に痛みが引いたらまず病院行ってください。
受診科がわからなければ内科でいいと思います。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 僕が受診してるのも内科のクリニック [/chat]
まとめ
ついに痛風を発症してしまいました。
正直舐めてました…。
シャレにならん痛みです。
過去に肘を骨折したときのほうがまだ眠れました。
なんでこの10年の間に尿酸値を下げる努力をしなかったのか…。
お約束の後悔をしています。
もしこの記事を読んでくれているあなたが「尿酸値高いけどまた痛風発作は起こしてない」のなら、今のうちです。
今のうちに尿酸値下げましょう。
絶対僕と同じ後悔しますよ。
それでは。