やくひです。
猛暑が続く中、腹を壊してしまいました。
便というよりほぼ水な水様便。
ここまでのは過去にあまり経験がありません。
食あたりの可能性として思い当たるのが2つほど、あとは冷房による寝冷えでしょうか。
とりあえず、トイレがものすごく近い状態ですが、腹痛とか吐き気はないのでしっかり水分補給して安静にしています。
それで今回のテーマは下痢の時の水分補給。
下痢に含まれる水分は、本来腸内で吸収されて循環するはずの水分だということを知ってますか?
つまり下痢をすると、本来出す予定のなかった水分を排出してしまって、水分不足(脱水状態)になりやすくなります。
とくに現代の夏は、猛暑続きで毎日熱中症のニュースが流れるような状態。
下痢で出た分の水分はしっかり補給することが大事です。
本記事は下痢の予防とか、症状の緩和を解説する記事ではないので注意。
下痢は体液を大量に排出している
体の水分排出といってすぐに思い浮かぶのは汗と尿じゃないでしょうか。
通常の便が含んでいる水分は100グラム程度ということで、水分の排出というほどではありません。
下痢となると80%以上が水分なので、大量の水分を排出していることになります。
どうして水分が多くなってしまうのかというと、腸内で水分の排出と吸収のバランスが崩れてしまうから。
出典:一般社団法人日本臨床内科医会 下痢の正しい対処法(http://www.japha.jp/doc/byoki/042.pdf)
上の図のように、口から入った水と、それ以上の水分が消化液として腸内へ排出されています。
通常であれば99%は腸で吸収されるため、便はそこそこ硬さの固形状で出てくるわけです。
下痢の場合は腸内での水分の排出と吸収のバランスが崩れてしまって、水分が吸収されないまま体外へ排出されることになります。
下痢の原因などはたくさんありますが、今回の本題ではないのでスルー。
「下痢は体内の水分(体液)をたくさん排出して失ってますよ!」ということだけ頭に入れておきましょう。
そして体液を失ったなら気をつけないといけないのが脱水症状です。
特に夏場は近年猛暑・酷暑が続き、命を守るレベルで熱中症対策が必要な事態になっています。
冷房の効いた室内にいるので汗はかいてないと油断していたら、下痢のために危険なレベルで体内の水分が失われているかもしれません。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] そのまま暑い外に出て…とかなったら怖いですよね [/chat]
なので下痢のときこそ、しっかり水分補給をしておく必要があります。
下痢の時の水分補給は何を飲むべきか
私が調べたところでは下記のような飲みものがいいようです。
[box03 title=”各種飲みもの”]
- 経口補水液
- スポーツドリンク
- 水(お湯)
- お茶など
[/box03]
経口補水液
熱中症対策などでもよくとり挙げられ、すっかり知れ渡った経口補水液。
下痢の水分補給でも経口補水液が一番いいようです。
いいとされる理由は電解質。
電解質は塩分やカリウム、カルシウムなどのことで、下痢のときはこれらの電解質が吸収できずに排出されていることもあります。
経口補水液を飲むことで水分だけでなく、不足した電解質も補給することができるので一番オススメということですね。
なお経口補水液は基本的に不味いです。
以前オーエスワンが出たとき試しに飲んでみたらマズくてそれ以来買ってませんでした。
今回久しぶりに買ってみようかとドラッグストアで探してみたら見当たらず、味の素のアクアソリタという経口補水液を買って飲んでみました。
りんご風味ということで意外にも飲みやすかったです。
ぶっちゃけ他記事で酷評しまくったクラフト系ペットボトルコーヒーより美味しかった。
気になるのは、私が下痢で水分不足になってたから美味しく感じたのか、アクアソリタのパッケージに書いているように「おいしく」感じるように味付けているのかどうかですね。
自宅で作れる経口補水液
経口補水液は自宅でも簡単に作れるそうです。
[box03 title=”経口補水液のレシピ”]
材料
- 水:1リットル
- 砂糖:40グラム(大さじ4と1/2)
- 塩:3グラム(小さじ1/2)
材料を混ぜて完成
参考:社会福祉法人済生会(塩分と脱水 ~経口補水液の作り方~)
[/box03]
材料が水と砂糖、塩だけなので、家にあるものだけで作れるんじゃないでしょうか。
味は基本的にまずいそうなので、美味しく感じるようなら脱水症状寸前のヤバイ状態なんだと確認もできます。
スポーツドリンク
続いていいとされるのがポカリスエットなどのスポーツドリンク。
経口補水液と同様に電解質を同時に補給するためにいいといわれています。
ただ、経口補水液と違って糖分が含まれている点で注意が必要との声もあります。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 飲み過ぎ厳禁 [/chat]
水(お湯)
単純に水分補給ですね。
合わせて塩飴などを食べて少し塩分足したらいいかもしれません。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 適量ですよ [/chat]
水かお湯かでいうとお湯のほうがお腹の負担的にいいようですが、夏場は時と場合によります。
外出しなければならなくて猛暑の中を出歩いたなら、まずは体内を冷やすことを考えて冷水のほうがいいでしょう。
そのあと屋内で継続して水分補給するときはお湯なり、常温水で補給すればいいと思います。
ウォーターサーバーがあると便利
ウォーターサーバーの冷水は冷蔵庫でキンキンに冷やしたような冷たい水なので、暑い外から帰宅したときに簡単に体内を冷やすことができます。
お湯も出せるので、今回のような下痢のときは白湯にしたり、冷水とお湯を混ぜて常温水として飲むことも簡単にできます。
お茶など
お茶は麦茶。
緑茶や紅茶、烏龍茶、おまけでコーヒーはカフェインの利尿作用でよろしくないといわれています。
お茶以外では味噌汁やうどんの汁、コンソメスープなんて話もありました。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] たくさん飲めという話ではなく、食卓に並ぶ程度の量なら塩分補給にもなるということでしょう [/chat]
夏は下痢になりやすい
私が夏にここまでひどい下痢をしたのは初めてですが、夏に下痢になる人は多いようです。
冷たいものの摂りすぎや食あたり、夏バテで胃腸機能が落ちたところへのストレスなど。
予防できるものもあれば、状況的に無理なものもあります。
下痢になってしまったら、水分補給に気をつけつつ状態によって病院を受診しましょう。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 激しく痛むならすぐに、痛みの伴わない下痢ならちょっと様子見て [/chat]
まとめ
ということで下痢の時の水分補給についてでした。
下痢のときは水分補給をしっかりしましょ!というのはオールシーズンで言えることですが、夏の時期は特に気をつけましょう。
[chat face=”danbo_r01.jpg” name=”やくひ” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] コップ一杯程度の水分補給で出かけたら、冬場の乾燥状態みたいな感覚がしました [/chat]
下痢による脱水症状で汗が出なくて熱中症になった…とかイヤですよね、色んな意味で。
思い返してみると、猛烈なストレス状態で冷たい水や辛いものとか、胃に負担のかかるものばかり摂ってるような気がします。
気をつけよう。
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