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パワハラだけじゃない!こんなに多いハラスメント10選

目次

はじめに

連日パワハラのニュースが世間を賑わせてますね。

パワハラ、セクハラ、近年ハランスメントで訴えられるニュースが増えてます。

なんと、全国の労働局に寄せられる職場のハラスメント関係の相談件数は15年で10倍になってるそうです。

○○ハラ』と呼ばれるハラスメントの種類も、今では30を超えてるそうで、何気ない行為でも相手に嫌がられたら『それ○○ハラ』と言われかねない世の中になってしまいました。

今回は増え続けるハラスメントから10個を選んで紹介します。

パワハラ(パワーハラスメント)

主に職場の上下関係、優位性を背景に起こるハラスメント

上司と部下、先輩後輩、etc…。少しでも誰かとの関係に上下、優位の差があればパワハラは起こりえます。

  • 殴る、蹴る、叩くといった身体的な暴力
  • 乱暴な叱責、罵倒などの精神的な暴力
  • シカト
  • 能力を越えた無茶な要求
  • 雑務ばかりを押し付ける
  • プライベートに口を出す

業務上必要な支持とか注意、指導は『業務上の適正な範囲』であれば不満に感じたりしてもハラスメントではないといいますが…、その適正な範囲がはっきりしていないからパワハラの連鎖になるんじゃないですかね?

→動画で学ぶパワハラ

セクハラ(セクシャルハラスメント)

性的な嫌がらせのこと

男性から女性に対してのセクハラが多いですが、女性から男性へ対してのものや、同性間でもセクハラは起きます。

  • 異性のプライベートを根掘り葉掘り聞こうとする
  • 必要のない体への接触(男性→女性に多い)
  • 同性を性的に貶める噂話の流布
  • etc…

セクハラは、された相手がどう受け取ったかという主観が重視されます。やった側が不純な気持ちなく相手を元気づけようとおこなった行為でも、受けた側が不快に感じたらアウト。

各個人、世代でセクハラに対する許容範囲が違っていて、以前は問題にならなかった言葉や行為がセクハラになってしまったりします。受ける側も、行為者に対する好き嫌いで、受けた行為に対する受け取り方が変わります。

セカハラ(セカンドハラスメント)

勇気を出して会社へセクハラ被害を訴えた被害者が、逆に会社側から二次被害を受けてしまうこと。

表沙汰にしたくない会社が、被害者側にも落ち度があったんじゃないかと責めたり、黙っていることを強要したりする。会社に守ってもらえるどころか、さらなる嫌がらせを受けるハラスメントです。

モラハラ(モラルハラスメント)

暴力ではなく言葉や態度で精神的に傷つけるハラスメント。

  • 侮辱
  • 無視
  • 人前で怒鳴り散らして恥ずかしい思いをさせる
  • 個人の人格、性格の否定

会社だけでなく、社会全般、家族、友人、恋愛関係などあらゆる人間関係で起こりえます。身体的な暴力ではなく精神的に痛めつけられるため、見た目などで被害の度合いがわかりにくいのも特徴。

プライベートな関係でのモラハラでは、被害者側に相手に嫌われたくないと思うこともあるせいか、モラハラの意識が薄く、事態が深刻になるまで表面化しないこともある。

会社や社会生活の場でのモラハラ加害者は1人ではなく、集団・組織となることもある。

ソーハラ(ソーシャルメディアハラスメント)

SNSを通じておこなわれるハラスメント

主なものは上司から部下への『SNS関与』

  • 部下にSNSの友達申請を要求する
  • SNSで知ったプライベートの話を職場でネタにする
  • 自分の投稿に『いいね』を要求する

上司は部下との距離を縮めたいかもしれませんが、部下は上司と会社外でまで付き合いたいとは思ってません。最近はLINEで業務連絡などをするところもあるでしょうが、それならそこで線引しておくべき。

部下から上司へ友達申請されない限り、会社外での関係は求められてないと考えましょう。

スメハラ(スメルハラスメント)

不快なにおいによるハラスメント

  • 体臭、口臭、加齢臭、その人がもつ体から発せられるにおい
  • 香水などの化粧品、整髪料、柔軟剤、人が身につけるものから発せられるにおい
  • 弁当のにおいなど(新幹線内での肉まん、焼売ネタはよくある話)

体臭、口臭、加齢臭は誰もが認める悪臭ですが、デリケートな話なので面と向かって相手に指摘しにくいのが難点。自分が臭いとわかればなんとかするでしょうが、人は他人のニオイには気づくけど自分のニオイには気づきにくいものです。

もしかすると、スメハラで苦しんでる自分も、他人にスメハラを与えているかもしれません。

香水や柔軟剤などのニオイも、強すぎて人が不快に感じるレベルになればスメハラとなってしまいます。

エイハラ(エイジハラスメント)

年齢を理由にした差別行動や嫌がらせなどのハラスメント。

  • 新人だから~
  • 年寄りだから~
  • 〇〇もまともに使えない
  • 老害が~
  • ゆとり世代が~

などなど。

一概に年配者から若年者に対するハラスメントではなく、ジェネレーションギャップ等による若年者から年配者へのハラスメントにもなる。

マタハラ(マタニティハラスメント)

働く女性が妊娠・出産することで受けるハラスメント

妊娠、出産、育児のために就業制限や育児休暇を取ることで、業務に支障をきたすなどを理由をつけて精神的、肉体的な嫌がらせを受けることです。

  • 降格
  • 同性からの嫉妬による嫌がらせ
  • 退職圧力

パーハラ(パーソナルハラスメント)

個人の容姿やクセ、人と少し違うところをふざけておもしろがり不快にさせるハラスメント。

本質的にいじめと一緒。

やってる側は盛り上げようと軽くイジってるつもりかもしれないが、やられる側はコンプレックスであったりするのでたまったものではない。加害者に悪意がなく仲良くしてるつもりあることも多く質が悪い

ハラハラ(ハラスメントハラスメント)

何でもかんでもハラスメントと言い張って相手を脅したり嫌がらせをするハラスメント。

主に身勝手な部下から上司に対するもの。

相手が「○○ハラ」と言うと尻込みするのをわかっていて、仕事上必要な指摘、指示にまでハラスメントと言い張って会社の業務を邪魔する。

ハラスメントの加害者に自覚はあるのか?

ハラスメントで訴えられる人の多くが「え、自分が…?」と驚くそう。自分の行為がハラスメントになっていると自覚のない人が多いみたいですね。

先日パワハラ報道されたレスリングの栄氏も、最初の報道の頃テレビカメラの前でほんとに意外そうな表情をされていたのが印象深かったです。

まとめ:世はまさに大ハラスメント時代

パワハラのニュースが少し引いたかと思ったらセクハラのニュースが出てきたので、ハラスメントについて調べてみました。

そしたら多いこと多いこと…。

まとめていて感じたのは根本はパワハラかなということ。パワハラから始まり、各々細分化、先鋭化して、現在の何でもかんでもハラスメント状態になっている印象です。

しっかりと被害を訴えるべきなハラスメントが多いのは確かですが、自分が不快だからそれ「○○ハラ」となっているものも増えてきてると感じました。

来年の今頃にはもっと増えていそうです。

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この記事を書いた人

京都府南部に棲息。
興味を持ったネタを記事にしています。
最近、身近な健康ネタが増えてきました…歳か(;´Д`)

痛風治療1年経過…いつまで薬飲めばいいのかな?

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