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原因不明の膝痛で整形外科受診したら棚障害と診断された話

目次

私はこうして整形外科を受診することに決めた

膝の痛みで目が覚めた

とある早朝、左膝の痛みで目が覚めた。

横になったまま足を動かしてみると、膝を伸ばすと痛みがある。

何事か?

状況を確認するため起きて立とうとしたところ、左足に少し体重が乗っただけで立ってられないほどの激痛が走った

何とか椅子に座って状況確認

[st-mybox title=”起床直後の状態” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

  • 膝を伸ばすとめちゃくちゃ痛い(泣)
  • 体重がかかってもめちゃくちゃ痛い(泣)
  • 椅子を高くして膝を直角くらいに曲げて座ると大丈夫
  • 体重がかかるとだめだが、ぶらつかせる分には特に痛みはない[/st-mybox]

前兆は前日の夕方から

椅子に座って少し落ち着いたところで原因を考えてみる。

怪我などはしてないが、思い返してみると前日に予兆と言えるのようなことがあったことを思い出した。

夕方頃から立ったり歩いたりすると、左膝の奥に『なんとなく痛いような…』というなんとも表現のしにくい感覚があった。

ただ、その時点では床をダンダンと蹴ってみたり、軽くジャンプして跳ねてみたりしても特段の痛みはなく、寝る頃には忘れているレベルだった。

それが起きたらこんなことになろうとは…

病院、診療科探し

立てない、歩けないレベルの痛みではどうしようもないので、診察してもらえる病院を探すことにした。

…どこ行けばいいんだろう?

これは病気?ケガ?それすらもわからない。まず第一に、膝の見た目になんの変化もない…。

ものすごい腫れてたとか、肌の色がおかしくなってるとかそんな目に見える異常がまったくなかった。

膝の痛み関係で調べると整形外科がたくさん出てきたので近くの整形外科を検索、診察開始を待つことに。

そう、この時まだ朝6時前。病院行くまでに3時間弱痛みに耐えなければならなかった(泣)

そして整形外科へ

車の運転できる家族と住んでいたことに感謝(嬉)

一人暮らしだったら救急車を呼ばなければならなかったかもしれない。

あまりに痛くて部屋の中を歩くのも一苦労。着替えるのも一苦労。

松葉杖なんて持っていないので病院に向かうときは家族に肩を貸してもらって何とか移動した。

その名は棚障害

整形外科で診察してもらった結果、痛みの理由は棚障害と診断された。

棚障害ってなんぞ?

膝関節を覆う袋である関節包に認めるひだ状の部分は滑膜ヒダと呼ばれています。このうち膝蓋骨の内側縁近傍に認める内側滑膜ヒダは関節鏡で見ると棚のようにみえます。この棚が大きいとき、スポーツや膝への外傷を契機として膝屈伸時に膝蓋骨(お皿の骨)と大腿骨の間に挟まったり、こすれたりして炎症を起こし痛みが生じるため棚障害といわれています。

出典:徳洲会グループサイト

ざっくり書くと膝関節がヒダを挟み込んでしまったということらしい。

実際、診察で撮ったレントゲンを見せてもらうと、それっぽいものがあった。

棚障害の要因

医師に見せてもらった冊子に「運動量の多い若い子に多い」とか書いてった。

…運動量少ないしもう若くもないのだけどね。

膝を曲げ伸ばしした時にコリッとかポキポキ音がするとなりやすいらしく、こちら昔から自覚していることだった。もともとなりやすい膝だったのかもしれない。

ただ、今回の症状のきっかけについては、これといって思い当たるものがなく、『前日の車の乗り降りが一番膝曲げた?』というくらいだった。

棚障害の治療

私が提示された治療法は3つ

[st-mybox title=”治療案” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#01DF01″ bordercolor=”#01DF01″ bgcolor=”#E0F8E0″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

  1. 部分麻酔して膝を曲げ伸ばしさせて挟まったヒダを外す
  2. 手術でひだを切除する
  3. 痛み止めの薬を飲んで経過観察[/st-mybox]

1.部分麻酔して膝を曲げ伸ばしさせて挟まったヒダを外す

膝関節がヒダを噛み込んでる状態なので、関節を伸ばしたり曲げたりしてヒダが外れるようにする治療。

但し、確実に外せるわけではなく痛いだけで終わるかもしれない。

2.手術でひだを切除する

滑膜ひだはなくても問題ない(ひだのない人もいる)ので手術で取り除いてしまう。

3.痛み止めの薬を飲んで経過観察

今回私が選んだのは3の経過観察。

棚障害は膝関節が滑膜ひだを挟み込んでいるだけのものなので、日常生活を過ごしている間に外れて治ることもある。

1が不確実なのと、原因不明の痛みで病院行って『原因が分かったから即手術!』はさすがに決断できなかった(汗)

とりあえず1週間分の痛み止めを処方してもらい様子を見ることに。

1週間経っても痛みが引かなければ再度受信することにして帰宅した。

経過観察療法

医師からのアドバイスで、痛み止めが効いてる間は、椅子を高くして足をブラブラさせるなどした。自宅で自分の裁量でできる範囲の1の治療法とも言える。

1日日~2日目

痛み止めが効いてる間はマシだが、それ以外は痛くてどうにもならなかった。特に2日目は1日目より痛みが酷かったかもしれない。

もう1日、同程度の痛みが続いてたら手術を決断していただろう。

3日目

痛いのは変わらないが前日までよりは幾分マシになった。とりあえず手術の決断を先延ばしにするくらいは。

4日目

多分大きく症状が改善したのはこの日の夜くらいだと思う。

膝に手のひらを置いて足をぶらつかせていたところ、なんとなく、何かが外れたような感触がした。

気のせいかもしれないが、確かにこのあとから急速に痛みが緩和していった。

5日目

膝をいくらか曲げた状態であれば、多少体重がかかっても大丈夫なようになり、少しなら出歩けるようにまで改善。

6日目

更に改善。膝もだいぶ伸ばせるようになった。

7日目

ほぼ完治。痛み止めがなくても痛みなく歩けるまでに回復した。

まとめ

痛みで目が覚めたときにはどうしたもんかと思ったものだが、過ぎてみれば1週間でほぼ元通りとなってほんとに良かった。

とはいえ、ひだは膝に残ったままなのでなにかの拍子に再発する可能性はある。膝の曲げ伸ばしでポキポキ音がするのも変わらない。

その時は手術でとってしまうことも検討しようかな。

あと、膝で何かあれば整形外科へ行けばいいとわかったのは今回の大きな収穫。

こういうことで病院行ったことないのでどこ受診したらいいかわからなかったのよね。

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この記事を書いた人

京都府南部に棲息。
興味を持ったネタを記事にしています。
最近、身近な健康ネタが増えてきました…歳か(;´Д`)

痛風治療1年経過…いつまで薬飲めばいいのかな?

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